釣って、撃って、売りさばく。無法漁師の島脱出サバイバル

『How to Fish』は、Dazed Gamesが2026年8月21日にリリースした、最大4人で遊べる物理演算ベースの釣りゲームです。

……とはいえ、のんびり魚を釣って楽しむゲームを想像すると、かなり違います。

魚を釣る。撃ってシメる。そして売る。

そんな物騒すぎる釣りが話題を呼び、発売からわずか2日で売上100万本を突破。Steamの最大同時接続者数も26万人を超え、一気に人気タイトルへと駆け上がっています。

島から帰りたければ、釣りを覚えるしかない

お酒を飲みながらボートを走らせていた主人公。

気づけば、なぜか見知らぬ島に流れ着いていました。

家に帰るために必要なのは、どういうわけか「釣りをマスターすること」です。

最初はまともな道具もほとんどありません。魚を捕まえて売り、そのお金で釣り竿や装備をそろえていきます。

そして買えるのは、釣り道具だけではありません。

銃やナイフも立派な漁具なのです!

釣った魚を銃で撃ったり、空を飛ぶ鳥を狙ったり、クエストをこなしたり。ボスを倒せば次の島へ進めるようになり、さらに危険な場所へと足を踏み入れていきます。

釣り上げた魚にトリックショットを決めれば報酬アップ。稼いだ魚をギャンブルにつぎ込み、一発逆転を狙うことまでできます。

ゲームの基本はとてもシンプルです。

「魚を釣る、魚を殺す、魚を売る」

釣りゲームとして見ると、だいぶ治安が悪いです。

バカゲーっぽいけど、遊びは意外とちゃんとしている

魚を銃で撃っている時点で、見た目は完全にバカゲーです。

ただ、単なる一発ネタで終わっていないところも『How to Fish』のおもしろいところです。

釣りだけでなくシューティングもしっかり使うことになり、うまく撃てば報酬も増えます。稼いだお金で装備を強くして、ボスを倒し、次の島へ進んでいきます。

見た目以上に、ちゃんと「先へ進みたくなる」ゲームになっています。

Steamレビューでも、友人と遊んだときのおもしろさだけでなく、ほどよい歯応えやレベルデザインを評価する声が見られます。

さらに物理演算のおかげで、魚も人も思い通りに動いてくれません。

真面目に攻略しているだけなのに、いつの間にか変な光景になっていることも珍しくありません。

ゲームとしてはちゃんとしているのに、遊んでいる姿はだいたいおかしい。

このあたりが、『How to Fish』らしい魅力になっています。

ひとりで黙々と釣るより、友人と騒ぎたい人向け

じっくり魚との駆け引きを楽しむ、本格的な釣りシミュレーターを探している人には少し違うかもしれません。

向いているのは、友人と通話しながらワイワイ遊びたい人です。

あらゆる場面にツッコミを入れながら遊ぶのが、たぶん一番楽しいと思います。

粗削りな部分を指摘するレビューもある一方で、「友人と遊ぶと楽しい」という声もかなり多く見られます。

通常価格は880円。8月28日まではリリース記念セールで38%オフの545円となっているので、友人を誘って試してみるにも手を出しやすい価格です。

釣り、FPS、物理演算、ついでにギャンブル。

なぜ全部混ぜたのかは、よく分かりません。

ただ、その全部を混ぜた結果、発売から数日で100万本売れるゲームが生まれてしまいました。