『RUNNING TRAIN | 走ル列車!』――たった一人で3年以上かけて開発された、鉄道シムの超新星
『RUNNING TRAIN | 走ル列車!』――たった一人で3年以上かけて開発された、鉄道シムの超新星
運転台に座り、海岸線と田園を駆け抜ける。Novatetsu Gamesが手がける本格3DCG鉄道シミュレーター『RUNNING TRAIN | 走ル列車!』が、2026年5月24日に早期アクセスで登場した。価格は¥ 2,980(現在はローンチセール期間で-10%)と、本格鉄道シムとしては手に取りやすい設定だ。

どんなゲーム?
舞台は架空の路線「早森鉄道」と「高福鉄道」。海岸線を走る路線と、のどかな田園を抜ける路線、合わせて全長40km以上のルートを運転士として走り抜ける。乗客を安全かつ定刻通りに送り届けるのが基本の目的で、緊急列車停止装置やATSといった安全装置もしっかり再現されている。4種類の車両が用意され、塗装カスタマイズにも対応。フォトモードも搭載されており、自分だけの一枚を切り取る楽しみもある。
遊びの核
早朝の普通列車から夜の特急まで、プレイ可能な運行シナリオ(ダイヤ)は40以上。さらにハードモードやUI非表示、速度計なしのストイックなモードでハイスコアを狙う遊び方も用意されている。一方でフリーモードやAI運転に切り替えれば、車窓を眺める「鉄道写真家(トレインスポッター)」としての楽しみ方も可能。春と冬の季節切り替え、天候設定、マスコン対応など、没入感を支える要素は厚い。

レビューから見える魅力
国内レビューでまず目を引くのはグラフィックへの驚きだ。日本のどこかにありそうな風景再現、特急走行時の爽快なスピード感など「間違いなく今までプレイした鉄道シュミレーターの中で一番グラフィックが綺麗」との声も。さらに「1440pフルウルトラ設定で80fps以上、しかも容量は数GB台」「最適化に一体どれだけの努力が注がれたのでしょうか」と、これだけのグラフィックにもかかわらず動作が“軽い”ことも高く評価されている。
さらに驚くべきは、これが実質ほぼ一人で開発されているという点だ。Steamストアページのお知らせによれば「山あり谷ありの3年以上の長い開発期間」を経て本作はリリースされたとあり、ここへたどり着くまでにはさまざまな苦労や長い道のりがあったことがうかがえる。個人開発のうえ、現時点では早期アクセスのため、チュートリアルがない、一部のサウンドが未実装、乗客がいないなど足りない部分も多々あるものの、今後のロードマップも公開されており、2027年の第2~第4四半期を目処に完成を目指していくようだ。

どんな人に向いているか
鉄道ファンはもちろん、風景を眺めながら没入できるシミュレーターを求める人、自分の腕でハイスコアを追い込みたい人に強く刺さる一作。
早期アクセスながらも現時点ですでに「鉄道シムの最高峰」と評されるだけの完成度がある。運転席に座りたくなったら、リリースをチェックしておきたい。