『ゼンレスゾーンゼロ』── 新エリー都で紡ぐ、都市ファンタジーアクションの現在地

崩壊した文明の残光を灯す都市を舞台に、スタイリッシュなアクションと群像劇を同時に味わえる一本だ。

新エリー都という「最後のオアシス」

謎の災害「ホロウ」に呑まれた世界で、唯一残された都市・新エリー都。プレイヤーは「プロキシ」として依頼人をホロウへと導き、個性豊かなエージェントと組んで異形の怪物「エーテリアス」に立ち向かう。HoYoverse(COGNOSPHERE)が手掛ける基本プレイ無料の都市ファンタジーアクションRPG。

すでに正式リリースから2年以上経過しているが、Steamでもリリースされた。

6月17日のリリースからすでに9000件近いレビューがついており、「非常に好評」を得ている。

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通常攻撃・回避・パリィ・連携で組み立てる爽快バトル

遊びの中心は、通常攻撃と特殊スキルを軸に、回避とパリィで反撃を捌き、連携スキルで一気に畳みかけるコンボアクションだ。

敵の特性や弱点を見極めてチャンスを掴む設計で、プレイ時間15時間で「楽しすぎて一瞬で時間が溶けた」と語る声もあれば、140時間超のプレイヤーからはSteam版リリースに合わせて調整されたDX12周りの最適化や、DLSS活用のTipsが共有されるなど、腰を据えて遊ぶ層も厚い。

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光る演出、その一方で

海外レビューでも「ガチャゲー全体の中で際立って面白い」「F2Pでも十分楽しめる」と評価される一方、海外レビューでは「ボタン連打でゲージを溜めるだけに感じる」といった戦闘の浅さを指摘する声もある。

国内では必殺技演出の眩しさや、DX12有効時の動作の重さを気にするレビューが目立ち、フラッシュやブルーム設定の調整を推奨する意見も見られた。演出のリッチさと引き換えの負荷、と考えられる。

ガチャ周りでは、ピックアップ以外の同等レアを引いてしまう「すり抜け」などの話題が国内レビューを賑わせ、F2Pで遊べるとはいえアプリ内購入の設計にはシビアな目が向けられている。

一部の英語圏レビューでは、キャラクター演出の性的アピールが強いという批判も見られる。国内でも、顔立ちの類似性や広告表現への違和感を指摘する声があり、ビジュアルを大きな売りにする本作にとっては、魅力と反発が表裏一体になっている。

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どんな人に向いているか

キャラクターの魅力と映像表現を軸に、都市を歩き回りながら物語とアクションを味わいたい人に向いている。硬派な戦闘ロジックだけを求める向きにはやや軽く映るかもしれない。

キャラや世界が気になったら、まずは無料で新エリー都の空気に触れてみるのが手っ取り早い入口になるはずだ。