見ても楽しく、やっても楽しいのがスポーツ。それをビデオゲームにして面白くならないはずがありません。Steamにもスポーツを題材にしたタイトルは数多く存在します。

プロ選手が実名で登場する公式タイトルから、現実ではなかなかやりこめないニッチな競技まで方向性はさまざま。毎年新作が待たれる大型シリーズだけでなく、基本無料やセールで数百円から遊べる名作も少なくありません。

本記事では、Steamで遊べるスポーツゲームを10本厳選しました。価格やSteamトレンドでのレビュー評価(★5点満点)もあわせて紹介するので、あなたにぴったりの一本がきっと見つかります。

目次


①『eBaseball™: PRO SPIRIT

リアルな野球の再現に定評のある「プロ野球スピリッツ」シリーズを題材にした本格野球ゲーム。なんと基本プレイ無料で、最新作『プロ野球スピリッツ2026』はDLCとして追加購入する形になっています。

レーザースキャンによる球場再現と専用エンジンの選手モデル、実況からスタンドの歓声まで作り込まれ、“球場にいる感覚”を味わえるのが最大の特徴。ペナントレースに加え、最長30年を戦う「スタープレイヤー」、高校野球を描く「白球の奇跡」など遊び方も豊富です。Steamで野球ゲームを遊ぶなら、まずはこの一本から。

価格 無料 | レビュー評価 ★3.8 | レビュワー平均プレイ時間 約41時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル 協力プレイ | 開発元 KONAMI | パブリッシャー KONAMI | 平均実績解除率 2.7%(1/32) | フォロワー数 3,391人 | 発売日 2026年3月5日


②『NBA 2K26

世界中でプレイされているバスケットボールゲームの決定版。実際のNBAの試合映像から動きを取り込む「ProPLAY」技術によって、選手それぞれのシュートフォームや動きの癖まで再現されており、NBAファンなら見ているだけでも楽しめます。

自分だけの選手を作って物語を進める「MyCAREER」、カード収集型の「MyTEAM」、球団経営の「MyNBA」と遊び方の幅が広いのも魅力。一方でオンライン前提の設計や課金要素の多さには賛否があるため、自分の楽しめる範囲で遊ぶのがコツと言えそうです。例年どおりなら秋には次回作がリリースされる……かもしれないので、セール時期をねらうのも手。

価格 9,460円 | レビュー評価 ★3.4 | レビュワー平均プレイ時間 約125時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル 協力プレイ | 開発元 Visual Concepts | パブリッシャー 2K | 平均実績解除率 9.1%(4/48) | フォロワー数 40,440人 | 発売日 2025年9月5日


③『F1® 25

F1公式ゲームとして、レースゲームの中でも競技そのものの再現度に定評のある作品。日本語にも対応しており、ストーリーモードやチーム無線の演出も言葉の壁を感じずに楽しめます。

2026年は新作が単体で発売されず、本作に「2026シーズンパック」を追加する形でシーズンが更新されました。Steamトレンドでの評価は★4.3と、賛否の分かれがちなライセンス系タイトルの中では非常に高評価。オンライン対戦にも対応しているので、コントローラーはもちろん、ハンコンを揃えて本格的に走り込むのもおすすめです。

価格 6,900円 | レビュー評価 ★4.3 | レビュワー平均プレイ時間 約72時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル マルチプレイヤー | 開発元 Codemasters | パブリッシャー Electronic Arts | 平均実績解除率 14.9%(7/46) | フォロワー数 55,526人 | 発売日 2025年5月31日


④『Golf With Your Friends

友だちと最大12人で同時にプレーできる、はちゃめちゃゴルフゲーム。順番待ちがないためテンポは良すぎるほどで、そのぶんカオスな状況に思わず笑いが起こるパーティゲームです。

海底や砂漠、ホラー風のコースなど遊び心のあるステージが揃い、ボールを大きくしたり跳ねやすくしたりといったカスタムルールで難易度を自由に調整可能。ゴルフのルールを知らなくても「打つ」「転がす」だけで成立するので、スポーツゲームが苦手な人とも一緒に楽しめます。セール頻度も高く、数百円で手に入ることが多いのもうれしいポイント。

価格 2,760円 | レビュー評価 ★4.3 | レビュワー平均プレイ時間 約17時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル マルチプレイヤー | 開発元 Blacklight Interactive, Team17 | パブリッシャー Team17 | 平均実績解除率 14.0%(12/83) | フォロワー数 87,407人 | 発売日 2020年5月20日


⑤『Windjammers 2

ネオジオの名作『フライングパワーディスク』の正統続編。円盤を投げ合い、相手のゴールに通せば得点というシンプルなルールながら、フェイントやロブ、必殺シュートを絡めた読み合いは驚くほど奥深く、“アーケードスポーツ”の理想形として高く評価されています。

手描きアニメーション調のグラフィックは今見ても鮮やかで、ローカル対戦に加え、アップデートでクロスプレイ対応のオンライン対戦や新キャラクターも追加されました。ルールを理解するのに1分もかからないので、タイパ重視の現代人にこそ向いている一本かもしれません。

価格 2,499円 | レビュー評価 ★4.3 | レビュワー平均プレイ時間 約3時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル マルチプレイヤー | 開発元 Dotemu | パブリッシャー Dotemu | 平均実績解除率 11.6%(3/28) | フォロワー数 5,805人 | 発売日 2022年1月21日


⑥『Session: Skate Sim

「コントローラーの左右のスティックが、そのまま自分の左足と右足になる」という操作が特徴のスケボーシミュレーター。体重移動でオーリーし、板を蹴り出してフリップさせる感覚を丁寧に再現しています。

最初はまともに進むことすら難しいものの、思いどおりに1本のキックフリップが決まった瞬間の達成感は本物のスケボーさながら。苦労して上達するリアルなスポーツの喜びを味わいたい人におすすめです。実在のスケートスポットや実在ブランドのギアでキャラクターを作り込める点も、カルチャー好きの心をくすぐります。

価格 4,100円 | レビュー評価 ★4.1 | レビュワー平均プレイ時間 約53時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル シングル | 開発元 crea-ture Studios Inc. | パブリッシャー Nacon | 平均実績解除率 6.5%(3/48) | フォロワー数 36,449人 | 発売日 2022年9月23日


⑦『Shredders

スノーボードゲームの中でも特に評価の高い一本。派手な超人トリックではなく、実際のスノーボードに近い挙動と身体の使い方を丁寧に再現しており、スノボ経験者なら思わずニヤリとするこだわりが随所に感じられます。

広大な雪山を自由に滑れるオープンワールド構成で、ストーリーモードを進めながら実在のライダーと交流していく流れも魅力。クロスプレイ対応のオンラインにも対応しているので、友人と同じ山に入って好きなラインを探す遊び方ができます。★4.6という高評価も納得の完成度です。

価格 3,090円 | レビュー評価 ★4.6 | レビュワー平均プレイ時間 約57時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル マルチプレイヤー | 開発元 FoamPunch | パブリッシャー FoamPunch | 平均実績解除率 34.7%(12/35) | フォロワー数 9,771人 | 発売日 2022年3月17日


⑧『Steep

スキー、スノーボード、ウイングスーツ、パラグライダーの4種目で、アルプスの山を丸ごと遊ぶオープンワールド。山頂から滑り降り、途中でウイングスーツに切り替えて谷を飛び、着地してまた滑る——この切り替えが自由自在で、「移動そのものが遊びになっている」点が最大の魅力です。

雪山を滑っていて夕日が差した瞬間、BGMとあいまって思わず見入ってしまうことも。2016年発売の作品ながら、ウインタースポーツの雰囲気にどっぷり浸りたい人の間で今も愛されている息の長いタイトルです。セール時は数百円まで下がることもあります。

価格 3,960円 | レビュー評価 ★4.1 | レビュワー平均プレイ時間 約20時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル マルチプレイヤー | 開発元 Ubisoft Annecy, Ubisoft Montpellier, Ubisoft Kiev | パブリッシャー Ubisoft | 平均実績解除率 4.8%(2/41) | フォロワー数 137,893人 | 発売日 2016年12月22日


⑨『Riders Republic

前述のSteepの発想をさらに大きく広げた、エクストリームスポーツの祭典。マウンテンバイク、スキー、スノーボード、ウイングスーツ、さらにロケットウイングまで詰め込み、アメリカの国立公園をつなぎ合わせた広大なフィールドが舞台です。

最大の見どころは、数十人が同時にスタートする大規模レース。斜面を人が雪崩のように駆け下りていく光景は映像的な迫力があり、SNSに動画を上げたくなるタイプの楽しさがあります。静かな山と向き合うSteepとは方向性がはっきり異なるので、気分で選び分けるのもアリでしょう。

価格 5,610円 | レビュー評価 ★4.1 | レビュワー平均プレイ時間 約19時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル マルチプレイヤー | 開発元 Ubisoft Annecy, Ubisoft Belgrade, Ubisoft Kyiv, Ubisoft Pune, Ubisoft Odesa | パブリッシャー Ubisoft Entertainment | 平均実績解除率 4.1%(1/34) | フォロワー数 79,140人 | 発売日 2023年6月9日


⑩『CAIRN

クライミングを題材にした、異色のリアル志向シミュレーター。柔軟性の高い主人公アーヴァの両手両足を操作し、岩壁のわずかなホールドを探しながら、人類未踏の山「マウント・カミ」の登頂を目指します。

難易度設定や装備はあるものの、基本的にはプレイヤースキルの向上がそのまま攻略に直結するタイプのゲーム。適切なルートを見つけて迅速に登れたときの快感は、ほかでは味わえないものがあります。ほぼ垂直の岩壁を登る緊張感、ようやくたどり着いたキャンプで一息つく安心感——登山で得られる感情を見事にゲームへ落とし込んだ名作です。

価格 3,400円 | レビュー評価 ★4.6 | レビュワー平均プレイ時間 約24時間 | 日本語対応 対応 | プレイスタイル シングル | 開発元 The Game Bakers | パブリッシャー The Game Bakers | 平均実績解除率 33.0%(17/52) | フォロワー数 78,404人 | 発売日 2026年1月30日


まとめ

今回は、Steamで遊べるスポーツゲーム10選を紹介しました。

  • 実在競技をがっつり遊びたい人 → eBaseball™: PRO SPIRIT、NBA 2K26、F1® 25
  • 友達と集まって盛り上がりたい人 → Golf With Your Friends、Windjammers 2
  • 上達する過程を味わいたい人 → Session: Skate Sim、Shredders、Cairn
  • 広い世界を自由に滑り回りたい人 → Steep、Riders Republic

「スポーツゲーム」と一言でいっても、実況付きの本格シミュレーションから、数分で決着する対戦ゲーム、山にひとりで向き合う登山ものまで方向性はさまざま。気になった作品があれば、ぜひSteamストアでチェックしてみてください。


執筆者:たろちん(@tarochinko

ライター、ゲーム実況者。1985年生まれ。Webニュースサイト「ねとらぼ」のライター・編集者を経て、現在フリー。お酒をこよなく愛する人間だったが、現在は生涯禁酒の身。著書に『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』。


※本記事のゲーム情報・割引率・価格・レビュー評価は「Steamトレンド(gametrend.jp)」の各ゲーム個別ページを参照しています(執筆時点)。レビュー文は要旨を抜粋・要約したものです。