18年越しに『MGS4』が初移植。『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.2』発売
2008年の発売から18年。長らくPS3でしか遊べなかった『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』が、ついに現行機とPCへやってきた。
KONAMIは2026年8月27日、『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.2』を発売した。価格は6,600円。
シリーズの中でも移植の機会に恵まれなかった『MGS4』をはじめ、『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』や『METAL GEAR Ghost Babel』までまとめて遊べるコレクションだ。

『MGS4』『PEACE WALKER』などをまとめて収録
メインとなるのは、『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』と『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(HDエディション版)』の2作品。
さらにコレクション版の購入特典として、2000年にゲームボーイカラー向けに発売された『METAL GEAR Ghost Babel』と、『METAL GEAR SOLID デジタルサウンドトラック Vol.2』も収録されている。
各作品にはシナリオブックやマスターブックも用意され、『MGS4』にはシリーズの情報をまとめた『METAL GEAR SOLID 4 DATABASE』も収録。ゲームだけでなく、ストーリーやキャラクターを振り返るための資料もかなり充実している。
『PEACE WALKER』ではオンライン機能も健在。CO-OPSでは2~4人での協力プレイ、VERSUS OPSでは最大6人での対戦を楽しめる。

何より大きいのは、ついに『MGS4』をPS3以外で遊べること
本作最大の目玉は、やはり『MGS4』だ。
2008年にPS3向けとして発売されて以来、一度も他機種へ移植されなかった作品であり、今回が実に18年越しの初移植となる。
敵兵や戦場の状況を見ながら潜入するシリーズおなじみのステルスアクションに加え、周囲の色や模様に合わせてスネークの迷彩が変化する「オクトカム」など、『MGS4』ならではのシステムも楽しめる。
PC版では最大4K・60fpsに対応。内部解像度の向上や操作設定のカスタマイズといった調整も加えられており、PS3版よりも現代の環境で遊びやすくなっている。
ただし、何もかもが復活したわけではない。PS3版『MGS4』に存在したオンラインモード「METAL GEAR ONLINE」は収録されていない。

Steam版はランチャーまわりに不満も
発売直後のSteamでは、本作のランチャーについて不満の声も出ている。
Steam版ではコレクション本体とは別に各タイトルが存在する構成になっており、「ランチャーを経由する意味が分かりにくい」「Steam Deckでランチャーがクラッシュした」「ランチャーからGhost Babelを起動できなかった」といったユーザー報告が見られる。
一方で、『MGS4』そのものについてはSteam Deckでもおおむね動作するとの検証もあり、負荷の高い場面ではフレームレートが落ちるケースが報告されている。
発売直後ということもあり、Steamで遊ぶ場合はアップデートや不具合修正の状況を確認しておくとよさそうだ。

シリーズを追いかけるなら大きな一歩
最新ゲームのように全面的に作り直されたリメイクではなく、基本的には原作を現行環境へ持ってきたコレクションだ。
だからこそ、現代向けの大幅な改修を期待すると物足りない部分はある。
それでも、18年間PS3に残されていた『MGS4』を正式にPCや現行機で遊べるようになった意味は大きい。
『MGS4』でソリッド・スネークの最後の戦いを見届け、『PEACE WALKER』でビッグボスの物語をさらに先へ進める。
これまで遊ぶ環境を用意できずシリーズを途中で止めていた人にとって、ようやくその続きを追えるコレクションになっている。