電車アタック:線路を飛び出した“謎日本”を、トリックで駆け抜けろ

電車がジャンプし、架線をグラインドし、空中でキックフリップを決める――『電車アタック』は、そんな一行で笑ってしまう発想を本気で成立させたアーケードアクションだ。

リリース直後ながらSteamでは400件を超えるレビューの97%が好評。奇抜なアイデアだけでなく、アーケードアクションとしても支持を集めている。

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ディストピア日本を、電車で奪還する

舞台は巨大企業「未来道」に支配された近未来の日本。

プレイヤーは電車をスケートボードのように操る“電車アタッカー”となり、各地のギャングと競いながら九州から北海道までを駆け上がっていく。

ただ速いだけでは勝てない。速さとスタイル、両立の気持ちよさ

遊びの核は「疾走」と「トリック」の両輪にある。オーリーやキックフリップ、スライディングを繋げてコンボを伸ばし、ハイスコアを狙う。

日本語レビューでは「観覧車を丸ごと転がし始める」ほどのぶっ飛んだ演出や、日本各地を研究したご当地ステージが好評で、海外でも「Jet Set Radioとスケートを掛け合わせたような中毒性」といった声が並ぶ。

「ペルソナ」シリーズの目黒将司氏、『ロックマン3』の藤田“おかんp”晴美氏、「日本一歌の上手いサラリーマン」としても有名な光吉猛修氏らが参加するBGMの評価も国内外で一致しており、日本語ボーカル曲を含むサウンドトラックは本作の看板と言っていい。

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向き不向きははっきり分かれる

一方で注意点もある。

トリックでポイントを稼ぐことが常に要求されるため、「純粋な疾走感だけを味わいたい」プレイヤーにはせわしなく感じられるという声が国内レビューに複数見られた。速さとスコアのどちらに寄せるかで没入感が変わるタイプのゲームと考えられる。

トニー・ホーク プロスケーターのようなスケートゲームやJet Set Radioのノリが好きな人、平成アニメ的な世界観と濃いめのBGMに惹かれる人には強く刺さる一本。逆にストイックな走行体験を求めるなら、体験版や動画で操作感を確かめてから踏み込みたい。

線路の外側に広がる“謎日本”を、自分のスタイルで奪還する2,178円――一発ネタに見えて、最後まで遊ばせるだけの物量と技術を備えたアーケードアクションだ。