2026年5月第1週(4/27〜5/4) Steam日本市場 週次トレンドレポート
週次トレンドレポート 2026年5月第1週(4/27〜5/3)
今週の一言
GWセール初動とEVO Japan連動の話題で、HOTランキングは格ゲー・ストラテジーの「定番組」が一気に塗り替えた一週間
急上昇ピックアップ
STREET FIGHTER 6(-50%)
EVO Japan期間と50%オフが重なりHOT入り。レビューでは「1,000時間プレイ」級のリピーターと「敷居が高い」と訴える初心者層が並走しており、セールはトリガー、評判がドライバーという構図。
同時期に『餓狼伝説 City of the Wolves』のMr.カラテ参戦発表(EVO Japanステージ、実装は2026年5月予定)もあり、格ゲー全体の温度が上がった週と言える。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル(-80%)
80%オフという過去最大級の値引きが効き、HOT帯に再浮上。レビューには「人生の選択肢を教えてくれた」という長尺没入型の称賛が並び、シナリオの評価の高さが際立つ。GW長期休暇に合わせた周回需要の取り込みもうかがえる。
Victoria 3(-70%)
Paradoxパブリッシャセール(最大90%オフ、5/7まで)が4Gamerで報じられた影響が直撃。前週HOT入りしていた『Crusader Kings III』と入れ替わるようにVictoria 3が浮上した形となっており、Paradox Interactiveゲームの流れが続いている。
今週の注目タイトル
HOT首位は引き続き『Slay the Spire 2』(評価3.3)。レビューでは引き続き「運要素の大きさ」が争点となっており、特にv0.103.2で刷新されたボス「ドアメーカー」のバランスを巡って議論が巻き起こっている。「神ゲーだが運ゲー化」という愛憎レビューが象徴的。

最新作枠で動きが大きいのは『まじかる☆プリンセス』(評価4.7)。公式発表によれば発売2日で世界10万本を突破、プリンセスメーカー系の渇望と1,980円(現在はリリース記念でさらに20%オフ)という価格破壊が「採算取れてますか?」と心配されるレベルで支持を集めている。
4月28日に早期アクセスが始まった『Far Far West』(-10%)も好調。AUTOMATONの報道によれば、一時はアクセスが集中しすぎてネットワークシステムにDDoS攻撃と誤認されるほどだったとのこと。レビューでは4人COOPの間口の広さが評価されており、奇しくも同週HOT #5に『HELLDIVERS 2』本家が再浮上したのは偶然ではないだろう。 『ゆんゆん電波シンドローム』(-10%)は4Gamerが「電波ソング再認識」という文化文脈で取り上げ、00年代ニコ動世代へのノスタルジー直撃によりレビュー欄が感涙系の言葉で埋まっている。
気になるトピック
今週のニュースはEVO Japan関連が支配的。『STREET FIGHTER 6』の盛り上がりに加え、『GUILTY GEAR -STRIVE-』のVer.2.01告知(5/14配信)、『餓狼伝説 City of the Wolves』のMr.カラテ参戦発表(実装は2026年5月予定)など、イベントに関連した発表もシーンを賑わせた。
またEVO Japanに先立ち、4月29日に開催された特別イベント「Evo LEGENDS LIVE - DAIGO vs MENARD(獣道)」も大きな話題に。特にメインカードのウメハラ(梅原大吾)選手対MenaRD選手のドリームマッチはすばらしい試合内容で称賛を浴びたが、一方でこれまで行われてきた「獣道」とは大きく異なる演出や、配信トラブルの頻発などから運営側には批判が集中。「最高の試合内容と最低の運営」といった批判も寄せられるなど賛否入り混じる結果となった。
来週の見どころ
来週は何と言っても、5月15日に早期アクセス開始が決定した海洋サバイバル『サブノーティカ2』の動向に注目。長らくSteamのウィッシュリスト1位に君臨し続けていた注目作で、一部では同作とのバッティングを避け、発売日を変更する作品も出ているほど。
またGW明けのHOT帯で、セール終了後どのタイトルが「評判ドライバー」で残るか本来の実力が試されるところ。特に『STREET FIGHTER 6』と『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は定価復帰後の動きを見たい。