2026年4月第4週(4/16〜4/23) Steam日本市場 週次トレンドレポート
今週の一言
「PRAGMATA」「Vampire Crawlers」「MOUSE:やとわれの探偵」などAAAとインディータイトルが上位に食い込む。
急上昇ピックアップ
Vampire Crawlers(新登場)

「ヴァンサバ」公式スピンオフが堂々の首位デビュー。
「ターン制デッキ構築なのに本家譲りの脳汁インフレが味わえる」という“時間泥棒への賛辞”が目立つほか、
1,200円という価格帯も初動のトリガーとして機能した格好。
本家の"溶けるような中毒性"を別ジャンルへ見事に翻訳した手腕への評価が、新規流入のドライバーとなっている。
Dead Island 2(-90%)
90%オフという衝撃価格で引き続き上位に。
レビューでは「フルプライスでは厳しいが、Co-opでヒャッハーする用途では十分」という"セール前提の高評価"が多く、
588円という価格とゲーム内容がうまくマッチした形。
2024年発売ながら、ゴア表現とグラフィックは依然として本作の強みとして機能している。
龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties(準新作)
2月発売の準新作が初セールで急上昇。
レビューでは沖縄編の補強・峯編の追加を歓迎する声と、
サブストーリー大幅カット・島袋力也のキャスト変更への糾弾などで賛否分かれる結果となった。
今週の注目タイトル

最新作枠の主役は先週に続いて「PRAGMATA」。
TPS×ハッキングパズルという二重思考の新鮮さに加え、ヒロイン・ディアナへの感情移入で「初めてゲームで泣いた」報告が多発しており、
新規IPとしては大成功を収めている。
同じく新登場の「MOUSE:やとわれの探偵」は、蒸気船ウィリーに代表される1930年代カートゥーン調のグラフィック×FPSという
特徴的なビジュアルと、ハードボイルド探偵小説を思わせる濃密な日本語訳が刺さった。
DOOMライクFPS×探索×パルプ感という奇抜な配合が、4.6という高評価で支持されている。
「ゆんゆん電波シンドローム」は4月24日発売のため今回の集計期間からは外れているが、
この記事を書いている4月27日時点では人気の新作4位。
同じく24日発売のholo Indieの「ぷちホロの村 - 剣とお店と田舎暮らし」は4月27日時点で3位と、
国内のホロライブファンを確実に捕らえていることがうかがえる。
気になるトピック

名作「アクアノートの休日」がSteamでまさかの復活
かつてPlayStationで人気を博した海洋散策ゲーム「アクアノートの休日」の復刻版が、Nintendo SwitchとSteamで発売された(4月23日)。
魚を眺め、海を漂うだけの「何もしない贅沢」が令和のPC環境で蘇り、当時を知るユーザーからは懐かしむ声が多くあがった。
新ブランド「SEGA UNIVERSE」始動(4月24日発表)
セガ往年の名作IPを多角的に復活・展開させる新プロジェクト「SEGA UNIVERSE」が正式発表に。
現時点ではまだ詳細不明ながら、公開されたティーザービジュアルでは「ファンタジーゾーン」「サクラ大戦」「NiGHTS into dreams…」など懐かしのIPが多数並んでおりセガファンを魅了している。
来週の見どころ
新作枠ではPRAGMATAとWindroseの首位攻防、そして新規参入したVampire CrawlersとMOUSE:やとわれの探偵がどこまで踏みとどまれるかに注目。
4月28日には「まじかる☆プリンセス」「ムーミントロール:冬のぬくもり」も発売される。