魔女に焼き払われた世界で、運命に抗え

魔女に焼かれた王国の廃墟を、黒魔法の残滓を取り込みながら駆け抜ける。『Cinderia』は、ダークファンタジー童話を下敷きにした2Dローグライトアクションだ。2026年3月30日より早期アクセス版がリリースされている。

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個性的なキャラクターが織りなす無限のビルド

舞台は灰だけが降り続ける焦土。プレイヤーは侵蝕に抗う冒険者となり、廃墟を戦い抜きながら世界崩壊の真実へと近づいていく。

操作キャラクターは4人。双剣使いのルー、重火器を操るリベット、召喚士のウマ、盾使いのイスダラ。いずれも個性的な能力の持ち主だが、さらに180以上の固有スキルプールと130種類超の装備もあり、自分だけの型を組み上げていくことができる。

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ボスさえも瞬殺できる「ビルドが噛み合ったとき」の爽快感

魅力の中心は、余燼(よじん)と魔導カードの組み合わせで毎回ビルドが塗り替わるところ。一周およそ45分前後と短く、プレイのたびにスキル構成やコンボのテンポが変わるため、「噛み合った時の爽快感」を求めて何度も潜りたくなる。組み合わせ次第では、ボスでさえも瞬殺できるようなビルドが組めるのも本作の大きな特徴だ。

海外レビューでも「15ラン回しても同じビルドが出ない」と評されており、ハクスラ的な「引きの楽しさ」がしっかり機能していることがうかがえる。

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レビューから見える魅力と注意点

評価されているのは、かわいらしいキャラデザインと、組み合わせ次第で化けるビルドの幅広さ。英語圏のレビューでは「smooth combat(手触りの良い戦闘)」や「build variety(ビルドの多彩さ)」といった単語が目立つ。

一部、被ダメージ時の無敵時間がほぼなかったり、回復手段が乏しかったりと「被ダメ管理の厳しさ」については賛否両論あるものの、基本的には「Hadesライクの良作」といったレビューが多い。周回による永続強化要素もあり、Hadesより比較的緩めの難易度設計も新規層に刺さっているようだ。

どんな人に向いている?

ビルド構築の沼にハマれるローグライト好きにはまず刺さる一本。早期アクセス段階でこの完成度なら、正式リリースに向けて化ける余地は十分にあるだろう。灰の世界で自分だけの戦い方を探したい人は、今のうちに触れておく価値がある。